VAIO Z フリップモデル 開けてみた!実機開封レビュー
カトーデンキ展示機としてVAIO Z(フリップモデルとクラムシェルモデル)が到着しました。
(画像左:クラムシェルモデル / 画像右:フリップモデル)
今回は、VAIO Z フリップモデルの開梱レビューを行います。
フリップモデルはディスプレイを回転させて、ノートPC型とタブレット型を両立するモデルです。
現行のVAIOの中では、唯一無二のモデルになっているので、開梱したてのVAIO Zでフリップモデルの特徴も紹介します。
VAIO Z フリップモデルのスペックに関するレビューはこちらです。
2016年モデルVAIO Zシリーズレビュー!世代最高クラスのスペックを誇る「名品」
VAIO Z クラムシェルモデルの開梱レビューはこちらから
目次
箱の中身について
VAIO Z クラムシェルモデルと並べて撮影してみました。
箱のサイズは全く一緒です。
箱の開け方はアタッシュケースのように一方向からの開梱方式です。
裏表を間違えると、開梱時に中身が飛び出すことも考えられるので、ここは注意しましょう。
VAIO Z 本体を取り出すと、下にはそれぞれ付属品が入っています。
同梱されているものはフリップモデルのほうが色々入っていました。
これはフリップモデルがタブレットへ変身できることでクラムシェルモデルと若干異なっています。
フリップモデルにはタブレットで使える「デジタイザースタイラス」も同梱されていました。
ここからフリップモデルに同梱されているものを抜粋します。
※本体の開梱は同梱物の紹介の後に記述しています
同梱されていた書類
フリップモデルには書類が多く入っていました。
- スタートガイド
- オフィスのシリアルコード
- リカバリーとトラブル解決
- 使用上のご注意
- タッチペンの説明書
- 保証書
- 安曇野ポストカード
- Corel Painterのシリアルコード
以上の書類が入っています。
「スタートガイド」、「使用上のご注意」、「保証書」、「安曇野ポストカード」はVAIOに共通して同梱されていると思います。
フリップモデルの場合は、タブレットとして使うときに便利なタッチペンの説明書やタッチパネルを活かして作成する「Corel Painter」のシリアルコードなどが同梱されるのが特徴です。
※「Corel Painter」のシリアルコードは購入時にソフト選択で同梱されます
重要な書類なので、しっかりと保管しましょう。
同梱されていたアクセサリー
左から
- ワイヤレスルータ
- タッチペンのゴム
- タッチペン(ペン先の予備・単4電池含む)
- HDMI⇒VGA出力変換アダプター
- 電源一式(アダプター・電源コード含む)
以上がフリップモデルに同梱されていたアクセサリーです。
順番にワイヤレスルータの事から見ていきましょう。
ワイヤレスルータ
USBを電源アダプターへ接続して電力供給を行います。
接続するとこのように1本の電源アダプターのように収まります。
LANケーブルを接続することで無線LANのルータとして機能します。
場所も取らずにネット環境をつくれるので凄く便利のアイテムです。
特にフリップモデルは、本体に有線LANを接続できない仕様になっています。
例えばホテルなどで無線LANが無くて、有線LANしかない場合には本体へ接続するのではなくこの「ワイヤレスルータ」を使う事で有線LANを無線化することが可能です。
外出先のネット環境も定かではないので、あると心強いアイテムです。
>>ソニーストア 「ワイヤレスルータ」(VJ8WAR100) 商品ページ
※ワイヤレスルータはVAIO Z フリップモデル購入時に選択する必要があります。
※VAIO Z フリップモデルと同時購入しない場合でも単品で購入可能です。
デジタイザースタイラス(タッチペン)
フリップモデルを使う上で重要なのが、この「デジタイザースタイラス」(以降タッチペンと表記)です。
タブレットとして利用するときには、操作性を上昇させてくれます。
同梱された状態から、ゴムを取り付けてから電池を入れて使います。
予備のペン先が一つついています。
※ペン先は非常に小さいので紛失に注意しましょう。
HDMI⇒VGA出力変換アダプター
フリップモデルにはVGAアダプターが搭載されていません。
仕事でプロジェクターをよく使う場合や、VGAモニターを接続する場合があるときは、重宝するアイテムです。
HDMIへそのまま差し込んで、VGAケーブル差し込むとデジタル出力をアナログ出力へ変換して使うことができます。
サイズも持ち運べるサイズなので、仕事で持ち運ぶにも邪魔にはならないと思います。
>>ソニーストア 「HDMI⇒VGA出力変換アダプター」(VJ8DA15) 商品ページ
※HDMI⇒VGA出力変換アダプターはVAIO Z フリップモデル購入時に選択する必要があります。
※VAIO Z フリップモデルと同時購入しない場合でも単品で購入可能です。
フリップモデル 開梱後の外観について(ノートパソコンスタイル)
ここから、フリップモデルを白い袋から出して開梱後の質感などを紹介していきます。
カラーリング
今回はブラックが届きました。
ブラックのディスプレイ部はタブレットになるという事もあって全体に光沢感のある作りになっています。
ガラスのように透き通る感じで美しい見た目になっています。
キーボード部
キーボード部はグレーに寄っていると思いますが、光沢感というよりもマット仕様で指紋や汚れが残りづらい素材になっていました。
キーボードのボタンそれぞれも指紋残りづらい・手の油が付きにくいフッ素コート付きです。
見た感じは分かりづらいんですが、少しだけ感触が違いました。
RELEASEスイッチ
フリップモデルをタブレットへ変身させるギミックの一つです。
ディスプレイ開閉部のちょうど中央に位置するスイッチです。
タッチパッド
タッチパッドはフリップモデルのサイズではかなり大きいスペースを確保しています。
横幅で見ると、筐体幅全体の3分の1は占有している巨大タッチパッドです。
一度に移動できる量が多くなり操作性の向上に非常に重宝します。
クリックに関しては従来の位置でクリックすることができます。
僕の体感では、広範囲でクリックが有効になっていましたので、融通の利くクリック性になっていました。
小型のモデルでありながら操作性はかなり高いほうです。
筐体の裏面
筐体裏面はほぼ1枚物です。
モバイル時によくある「膝上での作業」でも突起物が太ももを刺激してくれなくて快適に使う事ができます。
鞄から出し入れのときは、引っかかる場所が無いので気軽に出せるのも特徴です。
あとは、細かいパーツに分かれていないので、壊れづらいです。
フリップモデルに付随する嬉しいポイント
安曇野ジャパンと裏面にさりげなく刻印されています。
タブレットで使うときの気遣いもあります。
裏面上部には8Mカメラが搭載されています。
そして筐体角にはボリューム調節も右手の人差し指1本でクイックに行えるように設計されています。
ノートパソコンとして使うときには隠れるところについているので、完全にタブレットとの差別化もできていると思います。
フリップモデル 開梱後の外観について(タブレットスタイル)
開梱したてのフリップモデルをタブレットにしてみます。
「RELEASEスイッチ」をスライドさせ、画面を360度回転させます。
天板の中央を軸にして回転します。
軸の部分は、ペラペラに見えますが意外としっかりしています。
そのまま画面を閉じればタブレットへ早変わりです。
ディスプレイを回転し終わると、画面は磁石のように天板に密着する感じです。
天板にくっつかずにパタパタして使用品質が下がる事を防いでいます。
画面は少しだけ角度が付きます。
これは構造上の産物かもしれませんが、実際に手に持ってみると気にならずに使うことができました。
電源ボタンやボリューム調節は右手人差し指の操作範囲に装備されています。
ディスプレイの回転機構で意味もなくこういうスタイルを作ることもできます。
タブレットとして使う以外にも本体の背面にディスプレイを回転させてプレゼン用にセットすることもできます。
まとめ
今回はVAIO Z フリップモデルの開梱レビューをお送りしました。
届いたフリップモデルは、アクセサリーを同時購入していたことで開梱時に色々飛び出してきました。
「タッチペン」は同梱されます。
購入後におもに仕事で使う場合なら、同時購入したほうが単品で購入するよりもお得に購入できます。
「VAIO Z フリップモデル カスタマイズ購入徹底ガイド」の「ワイヤレスルータ」「VGAアダプター」の項目に同時購入と単品購入でいくら違うか記載してあります。
デザインに関しては、ノートパソコンとして使う場合は、シンプルなデザインです。
形状も凹凸もなく限りなく1枚物で形成されているので、高級感もありました。
またVAIO Z限定の勝色カラーもあるので注目してみてください。
VAIO Z クラムシェルモデルの開梱レビューはこちら
商品リンク
>>ソニーストア「VAIO Z フリップモデル」製品情報ページ
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2016年モデルVAIO Zシリーズレビュー!世代最高クラスのスペックを誇る「名品」
台数限定モデルが発売
2017年1月31日から「VAIO Z 勝色特別仕様」「VAIO S13 オーナメント仕様」が台数限定で発売されました。
2017/02/06