VAIO S11 LTEモデルにオススメする7つのSIMカード
VAIO S11は、VAIOで唯一LTE搭載モデルを選択できます。
LTE搭載可能という事で、通信会社とデータ通信の契約をして送られてきたSIMカードを本体へ差し込めば、スマホのように電波のあるところならどこでもインターネットができるようになります。
以前は、ドコモ、au、ソフトバンクくらいしか、データ通信の契約を出来るところはありませんでした。
今は、上記の3社から通信回線を借りてデータ通信サービスを提供する会社が登場し、通信会社の数とその通信サービス(プラン)の種類は一気に増えました。
いわゆる「格安SIM」と呼ばれているサービスです。
価格も違えば、通信速度や高速通信の容量も違い、さらに通信カバー率(範囲)もそれぞれ異なります。
「ワケワカラナイヨ・・・」
とならないためにも、ここではオススメのSIMカード(会社)を数ある中から7つを抜粋して紹介していきます!
価格重視!オススメSIMカード
一定の通信量で通信速度制限がかかってしまいますが、定額制の低価格SIMカードをメインに取り扱っている所の比較です。
通信時の速度については、各社が公表している理論的な速度の値ですので、目安にはなりますが実効値とは異なります。
OCNモバイル ONE
OCNモバイルの特徴
- 格安SIM利用者数第1位の安心感(2015年9月3日発表)
- 月額972円~最大262.5Mbpsの速度で高速通信できる
- 制限時は通信速度最大200kbps
全国的に一番多く利用されているSIMカードを提供しています。
NTTドコモのネットワークからの広範囲での使用と低価格帯からの契約OKな所が選ばれている理由とも言えます。
基本的な料金で一番安い972円のプランは一日あたりの上限データ量は110MBまで。
スマフォの利用者の月平均通信量は約3.5GBとなっているので、一日で110MBならば月では平均値は使う事ができます。
一日づつの上限値が設定されているので、それを超過した時点で送受信は最大200kbpsに落ち込みますが、日にちが変わるとまた再セットされるので、毎日高速通信を行う事が可能です。
また使わなかった分の基本容量は翌日に繰り越せます。
ちなみに、これが月単位になってしまうと、あと5日を残して上限来た場合の速度低下のストレスは尋常ではないので、そういった事も考えるとオススメなSIMカードです。
OCNの場合は他プランもありますが、最大のプランでも1ヵ月あたり10GB使用可能の2,484円と全体的に安価で高速通信を実現しているSIMカードです。
申し込みには最初はパッケージ費用として3,240円が必要になります。
それぞれのプランはご利用開始月は無料でその後料金が発生していく流れです。
SIMカードを契約する際のちょっとした裏技
自分が使っているVAIO Phone Biz(スマホ)は、OCNモバイルの1日110MBまでの音声通話付きプランを利用しています。
SIMカードのパッケージ費用は、どこの通信会社もだいたい税込3240円と書かれていると思います。
OCNモバイルも3240円と書かれていました。
実はこのSIMカードのパッケージは、Amazonでも販売されています。
しかも価格は300円ほど(在庫によって変動?)です。
つまり10分の1程度の価格で入手可能です。
他にも楽天市場やYahooショッピングなどでも販売されていますが、おそらくAmazonが最安のように思います。
正直初めは価格に目を疑い、大丈夫かなと心配になったのですが、OCNモバイルの公式サイトからたどり着いたこともあり、購入。
無事にその後の契約を済ませて回線を開通することができました。
つまり「SIMカードの購入はAmazonが安い!」です。
VAIO S11に搭載させるなら・・・
選び方としては、データ通信のみのOCN モバイル ONE マイクロSIMを選択する事をオススメします。
他に、SMS機能付きと050plusが付いたSIMがありますが、VAIO S11では通話できないので、データ通信用のSIMを選択してください!
楽天モバイル
楽天モバイルの特徴
- 格安SIM利用者数が今年第1位の安心感(2016年3月発表)
- 525円(税別)~データ通信可能のプランあり
- 月々の支払にも楽天スーパーポイントが付きます
SIMカード利用者ではOCN モバイル ONEを2016年3月には抜いたようです。
やはり楽天という有名どころなだけあって、高い支持率を得ているようです。
データ通信SIMの場合は、ベーシックプランの525円(税抜)から契約可能です。
ベーシックプランは最大通信速度が200Kbpsのプランです。
データ通信をそこまで行わないネットのウェブページ閲覧やメールなどには使えるプランです。
ただし、動画や大量の画像があるサイトでは表示までに時間がかかります。
もちろん、高速通信(225Mbps)が付いたプランもあります。
例えば、高速通信容量が一カ月当たり3.1GBの900円(税別)のプランなどです。
先ほどのOCN モバイル ONEと比べると同じ価格帯ですが、通信速度は若干低い数値になっています。
代わりにちょっとだけ容量が多いのと、楽天グループということで楽天ポイントが手に入りやすくなっています。
FREETEL
FREETELの特徴
- 月額破格の299円(税別)~
- 定額プランと使った分だけプランがある
- 回線速度が速くて安定している
FREETEL(フリーテル)は価格と品質が良好です。
料金については使った分のプランと定額プランから選ぶことが可能です。
使った分のプランだと、最大2,171円が最高値で月に10GBまで使って2,171円となるので、ヘビーユーザーにもオススメです。
定額プランは月1GBの200円(税抜き)から料金プランがあって、最大で20GBまで契約する事ができます。
So-net 0SIM (ゼロシム)
So-net 0SIMの特徴
- なんと使用が500MB以下なら月額無料
- 月0円~なのに下り最大300Mbpsと高速
So-netの0SIMは月のデータ使用料が500MB以下の場合なら料金がかからない破格のSIMカードです。
FREETELの使った分だけのプランに似ていますが、スタート価格がFREETELは299円(税別)~に対して、この0SIMは500MB使うまでは0円というところです。
500MBの通信量でできること
利用目的 | 内容 | 可能回数 |
Web | インターネット閲覧 Yahoo!トップページ約220KBの場合 |
約2,250回 |
メール | 約300文字のテキストだけのメール | 約10万通 |
動画 | Youtube 360pの画質(HDの半分) | 約58分 |
地図 | Google Mapを利用 | 約416回 |
インターネット電話 | Skype | 約998分 |
参考元:Global Mobile
500MBでも動画など見ずに、基本Wi-Fi環境下で運用すれば、毎月0円も全然可能です。
webアクセスだけでもかなりの回数見ても500MBには行かないなら、普段はWi-Fiを利用して、ちょっとだけ外で使うという方にはオススメです。
500MBを超えると、2GBまでの間は100MBごとに+100円
さらに5GBで上限に達して、以降は速度制限が掛かってしまうという事です。
5GBまで使っても1600円(税抜)の定額で使えるので、使い過ぎの心配もオッケー。
ネット使い放題・動画見放題!安心の通信量無制限オススメSIMカード
ここからは、通信速度制限が掛からない月々定額の高速通信のSIMカードの紹介です。
U-mobile
U-mobileの特徴
- 使い放題!データ無制限!
- 定額制で無制限なのに最大で375Mbpsの速度を実現している
- かなり好条件なのに価格が月額2,480円(税抜)と安いほう
今までの通信制限があるSIMカードとは異なって、通信制限は一切なく、さらに定額制で使い放題のSIMカードです。
今までのSIMカードに比べると、価格も若干の高さを感じますが、いつでも何やっても快適に高速インターネットを使えてこの価格は結構な魅力だと思います。
U-mobileなら他にも1GBや5GBのプランも有りますが、そちらは通信制限も付いてきますし、価格帯もまずまずな為に中々オススメは出来ませんね。
U-mobileを選ぶなら、LTE使い放題プランでないとあまり満足のいく結果にはならないかもしれませんね。
下り最大375Mbpsとありますが、混雑時には一時的な速度制限もあるみたいです。
LTE使い放題のプレミアムなプラン U-mobile PREMIUM
b-mobile
b-mobileの特徴
- 使い放題!データ無制限!
- 価格が破格の1,980円!
b-mobileはU-mobile同様にデータ無制限の使いたい放題のSIMカードを提供しています。
しかし、U-mobileとの圧倒的に異なるのが、月々の価格。
U-mobile:月額2,480円(税抜)に対して、b-mobileは月額1,980円(税抜)で使いたい放題です。
通信速度は最大で225Mbpsなので、通信速度ではU-mobileが安定しそうです。
価格と使い放題で通信制限なし!ってだけで十分に魅力的ですけど。
SIMカードまとめ
FREETEL(フリーテル)は税抜き価格です。
通信制限があるものの、月々の価格が安価なSIMカードは価格の差も若干はありますが、基本的にはそこまでの違いはありません。
しかし、OCNモバイルONEのように日にちの上限データを決めるプランもあるので、実際に使うと使い心地は違ってくると思います。
OCNは日制限だと2パターンで、月に関しては、月での上限データ数になってます。
あとは、FREETELの使った分のプランについて。
基本使用料は使わなければ、月に299円(税抜)のみの支払いでLTEにはつながります。
このプランは本当に使用頻度などどうなるのか分からない場合には非常に便利でしょうね。
定額のデータ無制限SIMの場合は価格と通信速度の具合で見てもらえればいいと思います。
本当に一部SIMカードをご紹介しましたが、注目すべき点は・・・
- 価格・プラン内容
- 通信速度
こういったところを重視すればいいと思います。
あとは、もし定額制にしたのは良いけれど実際にはあまり使わなかったという場合でもプランの変更が行えたりもするので、契約後も動くことはできます。
一応ここで紹介したのは一部ですが、ネットの口コミなどでも高評価をもらっている代表的なSIMカードですから、これらの中で選ぶのが無難かもしれませんね。
VAIO S11と相性抜群のVAIO SIM
最後にVAIO社から発売されているVAIO SIMについてもご紹介しましょう!
実はこのSIMはVAIO S11やVAIO Phone Bizなどと同時購入で非常にお得に買えるSIMカードでもあります。
このVAIO SIMに関しては、今までの月契約という訳ではなくて、1年間プラン・2年間プラン・3年間プランのように1年おきの利用期間を決めます。
その契約した期間中は基本通信モード(200Kbps)は使い放題なので、メールやインターネットのちょっとした閲覧はやり放題です。
そして、高速通信モード(最大225Mbps)が1年契約で32GB。2年契約で64GB。
そして3年だと128GBの通信容量がついてきます(1ヵ月あたり約3.5GB)。
このSIMはVAIO S11やVAIO PhoneでSIMユーティリティーというソフトによって通信モードを切り替えて使います。
データ量の残量を確認しながら高速通信を行うことができます。
基本的には、最初にSIMを購入して期限が来れば契約終了ということなので、
最初に申し込んで設定が終われば、後は利用するだけなので、わずらわしいことがないのは良い点ですね。
ちなみに期間内でSIMカードが紛失した場合は、再発行に3240円(税込)が発生しますので、取り扱いには注意です!
各メーカー「LTE」搭載パソコンまとめ
VAIO S11は2017年9月に新モデル(2017年秋モデル)が発表されました。これまでのS11を強化し「新たなLTE」を搭載した話題のモデルになっています。最新モデルはソニーストアで販売中。
2016/12/03
VAIO S11は2017年9月に新モデル(2017年秋モデル)が発表されました。これまでのS11を強化し「新たなLTE」を搭載した話題のモデルになっています。最新モデルはソニーストアで販売中。