2016年モデル「VAIO S15」レビュー。15インチの高スペックノートパソコン。
15インチサイズのノートパソコン、VAIO S15(VJS1511)
15.5インチのワイド画面による視認性の高さと、15インチサイズのゆったりとした使用感がこのVAIO S15(VJS1511)の魅力です!
VAIO S15は光学ドライブ(DVDやBDなど)が搭載できるモデルです。
VAIOと言えばVAIO ZシリーズやVAIO S11、VAIO S13など、11インチから13インチのモデルのラインナップが多く、モバイルノートのイメージが強いかもしれません。
なので、VAIO S15は「少しランクが落ちるのでは?」と思っていませんか?
実はVAIO S15は現行モデルの全VAIOの中でもトップクラスの高性能な構成を選択することができる機種です。
そんなVAIO S15をレビューしていきます!
目次
現行VAIOの中でも最高スペックのCPUを搭載できる
VAIO S15は現行モデルの全VAIOの中でもトップクラスの高性能な構成を選択することができる機種と書きましたが、
搭載できるCPU(Core i7-6700HQ)のスペックは、現行モデルのVAIOに搭載できるCPUでトップです。
これはVAIO ZやVAIO S13などと比べてVAIO S15の本体が大きいため、CPUの発熱対策のための空間を十分に確保できるといった理由があるからです。
上の画像はVAIO S11やVAIO S13に搭載できる「Core i7-6500U」を1とした場合の性能差をグラフにしたものです。
VAIO S15に搭載できる「Core i5-6300HQ」で約1.47倍。
「Core i7-6700HQ」は約2.11倍の性能になります。
ビデオの編集をしたり、画像編集をしたりといったスペックを要求される作業もこなしていけます。
ただ、動画や画像編集を考えている場合、メモリーは最大の16GB積んだほうが良いです。
CPUやメモリーなどの購入時のパーツ選択については「VAIO S15カスタマイズ購入徹底ガイド」で詳しく触れているので、ぜひ参考にしてください。
ハイブリットHDDで高速処理×大容量を実現
VAIO S15のストレージは
- SSD
- ハイブリッドHDD
- HDD
から選択できます。
SSD並みの高速処理とHDDの大容量のデータ確保が行えるのがハイブリットHDDです。
性能的にはSSDが一番ですが、SSDよりも安価で大容量のため、おすすめの選択のひとつです。
起動に関するメインシステムはSSDに相当するフラッシュメモリーにインストールして、大きいデータはHDDに保存する仕組みになっています。
それによって、起動時はSSD並みに素早く起動して、HDD容量は大きいので動画データや音楽データをより多く保存できる意味で、高性能なストレージです。
起動に関しては、ほぼSSDと変わらない速さで起動します。
HDDはSSDやハイブリッドHDDにかなりの差をつけられていますね・・・。
パソコンを使う頻度が少ない場合や、予算などで厳しい制約がある場合を除いて、SSDかハイブリッドHDDを搭載するのがオススメです。
15.5インチの画面を生かしたエンターテイメント性の高さ
VAIO S15は15.5インチとノートPCの中では比較的大きめの部類に入ってきます。
そのため持ち運ぶには少し面倒ですが、動画視聴や写真鑑賞など画面の大きさが生きる使い方では力を発揮します。
機種 | 画面サイズ |
---|---|
VAIO S11 | 11.6インチ |
VAIO Z Canvas | 12.3インチ |
VAIO S13 | 13.3インチ |
VAIO Z フリップモデル/クラムシェル | 13.3インチ |
VAIO C15 | 15.5インチ |
VAIO S15 | 15.5インチ |
VAIO同士で画面サイズを比較すると、VAIO C15とS15が15.5インチで一番大画面となっています。
ネット動画やVODなど、動画コンテンツを見るときは画面が大きいほうが良いですよね。
VAIO S15は解像度もフルHD(1920×1080)を選べるので、動画の画質にもよりますが、高精細な映像を楽しめます。
光学ドライブを搭載!他VAIOでは選択できないブルーレイ搭載可能
標準ではDVDドライブを積んでいますが、オプションでブルーレイ対応の光学ドライブを選択可能です。
VAIO S15はサブウーファーを搭載しているので一般的なノートパソコンと比べてサウンドの迫力がわかりやすく違います。
ブルーレイやDVDの映画鑑賞などにぴったりです。
ちなみに各VAIOの光学ドライブ搭載事情は以下の通り。
機種 | 光学ドライブ |
---|---|
VAIO S11 | 搭載不可 |
VAIO Z Canvas | 搭載不可 |
VAIO S13 | 搭載不可 |
VAIO Z フリップモデル/クラムシェル | 搭載不可 |
VAIO C15 | 搭載可能(DVD) |
VAIO S15 | 搭載可能(ブルーレイ・DVD) |
VAIO C15とVAIO S15以外のVAIOは、大きさの問題もあり、光学ドライブは搭載できません。
ディスク媒体を取り扱う場合には、外付けの光学ドライブが必要になります。
さらに、VAIO C15はDVDドライブのみの搭載になるので、ブルーレイメディアになるとやはり外付けのドライブが必要になります。
BDドライブが搭載できるのはVAIO S15のみです。
映像データや音楽データをディスク媒体に書き出す事も可能なので、例えば結婚式や発表会などの動画や画像をDVDやBDに焼いて配布するなんていう使い方にはVAIO S15は便利です。
キーボードにはエクセル利用に便利なテンキー搭載
キーボードには、エクセルなどに非常に便利なテンキーを装備しています。
最近、確定申告は「e-Tax」を利用して書類を作成したり、申告もネットで済ませたりする方も多くなってきたと思いますが、
下準備の時などは、テンキーがあると便利だなと思います。
キーボードはキーピッチ19mmとデスクトップPCと同サイズのフルサイズキーボードです。
タッチパッドは、本体サイズに合わせて大きめです。
マウスがなくてもこのぐらいの広さがあるなら操作性も良いです。
マルチジェスチャータッチパッドと名付けられたこのタッチパッドなら、どのエリアでもクリックが可能です。
また、スクロールやズームイン/ズームアウト、ページ送り/戻り等も、タッチパッドで特定のジェスチャーをすることで実行できます。
新色追加!豊富なカラーバリエーション
VAIO S15は全4色展開です。
以前のモデルにもあったブラック、ホワイト、ピンクに加えて新色のシルバーが追加されました。
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同じようなモデルだけど、見た目も中身も全然違う!
ソニーストア シミュレーションを使う
ソニーストアではパーツを選択して購入することができます。
VAIO S15は89,800 円+税からカスタマイズ可能です。
自分に合ったパーツ構成を考えて購入できます。
カスタマイズのポイントなどはVAIO S15カスタマイズ購入徹底ガイドにて紹介しています。
>>VAIO S15 ソニーストアでのカスタマイズポイントとは?
>>VAIO S15 カトーデンキに実機到着の様子!開封レビューへ
名古屋周辺の方なら実際に店頭で体感できます!
今回ご紹介したVAIO S15をカトーデンキ店頭で実際にガッツリ触る事ができます。
またS15以外にもVAIOなら何でも取り揃えていますよ♪
名古屋周辺にお住いの方なら、VAIOを購入前にちょっと触ってみたい!使い心地を知りたいなど感じる方は是非とも当店へお越しください!
電話番号:052-751-2192
営業時間:9:00~19:00
定休日 : 毎週水曜日
カトーデンキで触れるVAIO
・VAIO Z フリップモデル
・VAIO Z クラムシェル
・VAIO S15
・VAIO C15
・VAIO S13
・VAIO S11
・VAIO Z Canvas
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VAIO S15は2017年9月に新モデル(2017年秋モデル)が発表されました。デスクワークに最適なサイズはこれまで通りです。最新モデルでは、HDDとSSDをダブルで搭載できるようになり、さらに高速&データの扱いやすさを実現しました。最新モデルはソニーストアで販売中。
2016/10/06
VAIO S15は2017年9月に新モデル(2017年秋モデル)が発表されました。デスクワークに最適なサイズはこれまで通りです。最新モデルでは、HDDとSSDをダブルで搭載できるようになり、さらに高速&データの扱いやすさを実現しました。最新モデルはソニーストアで販売中。