これからのVAIOに「LTE」が積極的に搭載されていくと予想します!
2017年5月にMicrosoftが「Computex Taipei 2017」にて、「Alway Connected PC」という構想が発表されていました。
その中で、対応するパートナーとしてVAIOも参入するというものでした。
ちなみに参入する他のメーカーは、
- HP
- ASUS
- Dell
- Lenovo
- Huawei
などの世界的にモデルを展開しているメーカーです。
パートナーとしてVAIOも加わるので、今後のVAIOではLTEを使ったデータ通信が今まで以上に便利になるかもしれません。
Always Connected PCとは?
引用元:PC Watch
Always Connected PCとは、Microsoft社が構想しているパソコンとネットワークの新しい形のようなものです。
パソコン内部にLTEモデム、SIMカードを内蔵した状態で作られるモデルとされています。
今までのようにSIMカードスロットが搭載されていて、契約したSIMカードを挿入して使うのではなくもうすでに内臓されているSIMに契約者情報を書き込んで使うという仕組みです。
Windowsを通じて、キャリアの契約を行って使っていく新しいスタイルです。
それは内臓されたSIMカードに「eSIMカード」という次世代SIMが新しく搭載されることで可能にしています。
eSIMとは?
eSIMは「差し替え不要の組み込みSIM」です。
今までのSIMカードは、サイズの違いやキャリア変更などに差し替えなどがあって一部では使いづらい面がありました。
eSIMは内臓された組み込みSIMなので、そういったことが解消されて使いやすく進化したものです。
まず、端末に用意されていたSIMスロットは不要になり、SIMカードサイズの種類に惑わされることも無くなります。
あとは、リモート操作によってキャリア変更を行えるので、SIMカード交換をする必要がなくなります。
なので、通信契約を結んでさえいれば、その情報を内蔵されている「eSIM」に書き換えるだけで使っていくことができます。
ちなみに今回の構想では、KDDIと通信キャリアパートナーとして選ばれています。
VAIO次期モデルからeSIMは搭載されるのか?
これはVAIO次期モデルがいつ発売されるのかという点に尽きます。
ちなみに、昨年の12月にVAIO S11などの次期モデルが出ると思い予想記事を書きましたが、見事に外れてしまいましたね(笑)
なかなか過去の流れから予想するのも難しいですが、さすがに2017年内に何かしらの動きがあるのではないかと思っています。
もし2017年内に発売されるなら、eSIMはVAIOに搭載される可能性はあると思います。
というのも、NTTドコモではeSIM対応端末を2017年に発売すると発表もしています。
しかし「Always Connected PC」がNTTドコモではなく、KDDIを通信パートナーしているので、ハッキリと言えませんが、eSIM対応端末を出せるということでもあるので、大いに期待できますよね。
VAIO S11やZなら搭載される可能性が高そう?!
これは、個人的な思いでもありますが、上記シリーズが継続して発売されていくなら真っ先に搭載して欲しいモデルです。
やはりスマホのようにどこでもスムーズにデータ通信を行えるという点が魅力的なので、モバイル性の高い上記2シリーズには早く搭載される可能性はありますよね。
もともと2017年8月現在では、VAIOの中でLTE対応はVAIO S11のみでLTEを重視する方には、選択肢が少なくも感じています。
画面サイズがVAIO S11では物足りなかったりなどもあると思います。
もしも次期モデルでVAIO S11とVAIO Zに搭載されればモバイルを重視するユーザの方々にも良いかなと思います。
現状のシリーズでは上記2シリーズには搭載される可能性はかなり高いと予想しています。
ソニーストア:VAIO Z フリップモデル/クラムシェルモデル商品情報ページ
まとめ
今回は「Always Connected PC」という構想と、今後のVAIOに搭載されるのか?という点についてでした。
今年2017年7月にVAIO社は3周年を迎えましたが、現状いまのところでは次期モデルが発表されたりなどもなく静かな感じです。
ですが、今回のMicrosoft社の構想にパートナーとして参入するなどの話を聞くと、かなり次期モデルにも期待が持てるのでこういった話はかなり好印象でした。
しかしeSIMも普及してくれば、Windowsだけでキャリアの変更も行えるので、通信サービスも手軽に使えそうですよね。
SIMも内臓されているので、紛失なども防げて安心ですよね。
普及が始まると、いろいろと不具合なことも生じるでしょうが、便利なことが多いのではと個人的には思っています。
なのでVAIOには積極的に搭載されていくと予想します!!